ノルウェーの自動車部品メーカー、コングスベルグ・オートモーティブ(Kongsberg Automotive、KA)はこのほど、同社の車載充電機「ePwer」事業を独PIAオートメーション・ホールディング傘下の自動車用電子部品メーカーである独プレー(Preh)に売却することで合意したと発表した。売却額については公表していない。


同事業に所属する20人の従業員は全員、プレーが新たに設立する新会社のプレー・スウェーデンに移籍する。スウェーデンのヨーテボリとムルショー(Mullsjo)にある開発センターもプレー傘下に移る。さらにKAでePwer事業の責任者を務めているLennart Garpenstedt氏もプレー・スウェーデンのマネージング・ディレクターとして移籍することで事業の継続性を確保した。2017年中に手続きを完了させる予定だ。

■主要顧客は吉利
ePwer事業は2011年の発足で、主な顧客は吉利汽車傘下のボルボ・カーズと吉利の新ブランド「Lynk & Co(領克)」となっている。KAは昨年11月、業績改善のため、欧州を中心に、主にパワートレインとシャシー部品を製造する6工場を閉鎖する計画を明らかにしており、不採算事業の整理を進めている。

買い手のプレーは1919年の設立で、2011年に寧波均勝電子公司(本社:浙江省寧波市、Ningbo Joyson Electronic)の完全子会社となったが、均勝電子は今年6月にプレーをPIAオートメーション・ホールディングに売却すると発表していた。

 

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