旧サーブ・オートモービルのナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)は5日、天津市で建設した電気自動車(EV)の工場を稼働させたと発表した。天津工場は2015年6月に起工しており、2年半近く経ってからの開所となった。


第1期の生産能力は年間5万台で、第2期には同22万台まで引き上げる計画となっている。同日には初号車の「NEVS9-3エレクトリック」を披露した。

当面は同モデルを生産するが、将来的にはスポーツタイプ多目的車(SUV)などの生産も予定している。今年10月に提携を発表した中国の配車サービス最大手、滴滴出行(Didi Chuxing)と第2、第3のモデルを共同開発する。2020年には滴滴出行が100万台のEVを運用することを想定しているという。

■充電サービスの合弁設立
同日にはまた、滴滴出行や全球能源互連網発展合作組織(GEIDCO)とともに充電サービスなどを手掛ける合弁会社のGNEVS(Global New Energy Vehicle Service)を設立したと明らかにした。

NEVSの事実上の親会社は香港に拠点を置くナショナル・モダン・エナジー(NME)で、NMEは中国系のステイト・パワー・グループ(国能電力集団有限公司)に属している。国能電力集団はスウェーデンの市民権を持つKai Johan Jiang(蒋大龍)氏が04年に北京市で創業したとされる。

 

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