PSAグループ傘下の自動車部品大手であるフォルシアは25日までに、ドイツの同業エルリングクリンガー(ElringKlinger、EK)から排ガス浄化システム部品事業を買収することで合意したと発表した。エルリングクリンガーは21日の時点では買い手の企業名を公表してなかった経緯がある。


スイスのチューリッヒ州エルザウに本社を置くエルリンクリンガー子会社のハグ・エンジニアリング(Hug engineering)がフォルシアの傘下に移ることになった。ただし、売却価額については公表していない。取引は2018年の第1四半期中に完了させる予定となっている。

ハグ・エンジニアリングは主にトラックや船舶、鉄道車両向け大型ディーゼルエンジンのDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)などを製造している。2011年にエルリングクリンガーの傘下に入っていた。

フォルシアの声明によれば、ハグ・エンジニアリングの従業員数は約230人。売上高は年間5000万ユーロ(約67億円)に上るとされる。フォルシアは各国の規制強化により、大型ディーゼルエンジンの排ガス浄化システム市場は2025年までに24億ユーロ(約3224億円)まで成長すると予測し、今回の買収を決めたとしている。

 

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