自動車部品大手の独ボッシュは24日、英通信大手のボーダフォン、中国の通信機器・設備大手の華為技術(ファーウェイ)と共同でコネクテッドカーの相互直接通信のフィールドテストを実施したと発表した。欧州では初の取り組みとしている。


第5世代移動通信(5G)システムを利用したセルラーV2X(車車間・路車間)の第1回テストは独バイエルン州のA9高速道路で実施された。3社は初めてアダプティブ・クルーズコントロール(ACC)などの運転支援システムが車両間の直接的かつ瞬時の情報交換から得られるメリットについてもデモンストレーションを行った。

■半径300メートル内の車両と直接通信
3社が共同開発したセルラーV2X技術は基地局経由の中継チャンネルを介さず、車両間で直接的に通信することが可能。半径300メートル以内にいるすべての車両に位置や速度に関する情報を直接送信できる。

この車両間の直接通信により、ドライバーからは見えない位置にある交差点、丘の頂上、自車の脇や後方の高速道路で起こっている出来事に関する情報が入手できるようになる。さらにレーダーセンサーなどだけを利用しているACCよりも早く他車の動きを検知することで、自車がこれまでよりも早いタイミングで自動的に車速を調整し、割り込み車両にもスムーズに対処することも可能になるとした。

 

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