KYBは29日、韓国の万都(マンド)コーポレーションと折半出資でブラジルに設立した KYB-Mando do Brasil Fabricante(KMB)の株式を追加取得し、完全子会社化すると発表した。株式の取得価額はアドバイザリー費用を含め5000万円。5月下旬の株式取得を予定する。


KMBは2011年の設立で、四輪車用油圧緩衝器の生産と販売を手掛ける。ブラジルの自動車市場が低迷し、迅速な経営判断が必要とされるなか、競争法に抵触しない範囲での運営が求められる折半出資会社では限界があることに加え、KYBと万都との経営方針の不一致などの理由から十分な手立てが打てず、同社の業績は低迷していた。

KYBは万都からKMBの持ち分を買い取り、100%子会社とすることで、同社の経営の健全化と迅速化を実現すると同時に、第三者割当増資の実施により同社の財務基盤を強化し、ブラジルおよびメルコスール(南米南部共同市場)でのさらなる売り上げ拡大を図る。

 

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