カナダの金融大手スコシアバンクは1月30日、世界の主要地域の乗用車販売台数予測を発表した。北米は2017年の2070万台から18年には1.26%増の2096万台、アジアは17年の3710万台から18年には4.6%増の3879万台に増えると予測している。


■米に1億台の潜在需要   
北米では米国市場が17年の1713万台から1740万台まで増加すると予想。過去最高を記録した16年の1746万台に迫る勢いとした。米国では保有台数の約40%が車齢13年以上に達しており、台数ベースでは1億台近くの買い替え需要が発生する見込み。このことから今後も数年間にわたって好調が続くとみている。

■中国の減速目立つ
アジアではカギとなる中国市場の減速が目立つ。中国市場は17年の2420万台から18年には3%増の2493万台となる見込み。世界全体の新車市場の成長率に占める中国市場の割合は2008年以降の60%から17年には40%に低下し、18年には30%まで縮小するとみている。
その一方で、中国以外のアジアではタイとフィリピンが17年に2けた成長を記録。今年も同じペースで成長するとした。

■西欧の平均車齢は11年に
西欧については17年の1432万台から18年は1.5%増の1454万台としている。英国は欧州連合(EU)からの離脱にともなう懸念から販売台数の減少が見込まれるものの、西欧全体では失業率が改善し、家計の所得も増加している一方で、保有車両の平均車齢が11年に達しており、10年前の8.5年から大幅に伸びたことからかなりの潜在需要が見込まれるとした。

地域別以外では、18年に世界で販売される新車の99%が内燃機関搭載車になるとの予測を示した。今後も10年間は90%以上のシェアを維持するとみている。

 

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