インドの自動車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は13日、グループ傘下の工業デザイン会社である伊ピニンファリーナがベトナムの新興自動車メーカー、ビンファストから2モデルのデザインを受注したと発表した。


ビンファストは昨年10月にピニンファリーナやザガート、トリノ、イタルデザインなどのデザイン画像20枚を公表し、消費者による人気投票を実施。ピニンファリーナが提案したセダンとスポーツタイプ多目的車(SUV)の画像が各部門の首位に選ばれたことから、発注するに至った。投票総数は6万2000票に上ったとされる。

ビンファストは現在、ベトナム北部ハイフォン市のディンブーカットハイ経済特区で工場の建設を進めており、2019年9月の生産開始を目指している。

M&Mの声明によれば、最初のモデルとしては5座席のセダンか7座席のSUVを投入し、2モデルがそろってからは数年内に年間10万~20万台の生産を目指す。2025年には年産50万台の長期目標を掲げているという。

2018/02/16

 

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