カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは14日、配車サービス大手の米リフト(Lyft)に2億米ドルを出資すると発表した。両社は今後、自動運転(自動走行)システムを共同で開発するとしている。両社が開発する自動運転車は、リフトのライドシェア網に導入する計画。


リフトは2012年の設立で、米国のライドシェア網は同国の人口の95%をカバーしている。同社は先に、カナダのオンタリオ州トロントでサービスを開始しており、近く首都オタワにも進出する見込み。

リフトに対しては、ゼネラル・モーターズ(GM)のほか、グーグル系のベンチャーキャピタル、中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングやインターネット大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、サウジアラビアのサウード家などが投資している。

2018/3/15

 

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