ゼネラル・モーターズ(GM)は25日、テネシー州スプリングヒル工場で第3シフトを追加すると発表した。スポーツタイプ多目的車(SUV)GMC「アカディア」とキャデラック「XT5」の需要増に対応した措置。同社は昨年11月27日、同工場の第3シフトを終了し、2交代制に切り替えていた。今年9月から第3シフトを再開し、これにより700人が追加で雇用される見通し。


地元各メディアによれば、SUV人気を受け、昨年1~8月のXT5の販売は前年同期比で2倍以上に増加し、アカディアも45%増を記録。一方で在庫も積み上がっていた。今年第1四半期(1~3月)のアカディアの販売台数は前年同期比15%増加。XT5も同10%増となっている。

■豪州向け輸出車の生産も開始

スプリングヒル工場ではまた、GMの豪州子会社ホールデンのモデルとして、豪州とニュージーランドへの輸出向けにアカディアを生産するという。

2018/4/27

 

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