フォード・モーターは18日、フォード「フュージョン」の2013~16年モデルとフォード「エスケイプ」の2013~14年モデルを北米域内で約55万台、リコール(回収・無償修理)すると発表した。シフターケーブルブッシュの欠陥のために、車両がドライバーの意図しない挙動を示す場合があるとしている。


同ブッシュの欠陥により、シフターケーブルがトランスミッションから分離することで、トランスミッションの状態がドライバーの意図だけでなく、シフトレバーの位置しているレンジとも異なる恐れがある。たとえば、ドライバーがシフトレバーをパーキングポジションに入れてキーを引き抜いたにも関わらず、実際にはトランスミッションはリバースの状態にあり、ドライバーが乗車していない状況で車両が動いてしまう可能性がある。

ただし、同社は今回のリコールに関連した事故や負傷者の連絡は受けていないとしている。

正確なリコール台数は54万9401台で、内訳は米国内が50万4182台、カナダが3万6887台、メキシコが8332台となっている。

2018/7/19

 

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