中国の浙江吉利控股集団の傘下にあるボルボ・カー・グループ(ボルボ・カーズ)は15日、電気自動車(EV)ブランド「ポールスター(Polestar、中国語名:北極星)」によるAWD(全輪駆動)システムのソフトウエアのアップグレードをボルボのモデルにも適用すると発表した。これにより後輪のトルクを引き上げ、よりダイナミックな走行が可能になる。


ソフトウエアのアップグレードに伴い、「ダイナミック」ドライブモードを選択した場合か、横滑り防止装置(ESC)を停止した場合にリアホイールのトルクが増大する。このほか、スロットルの反応やギアチェンジの迅速化も実現するとしている。

ソフトウエアのアップグレードは今月から、ボルボの「90シリーズ」と「60シリーズ」、「XC40」のガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車に適用される。

2018/8/16

 

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