ジェイテクトは18日、北アフリカのモロッコで同社初となる生産拠点、ジェイテクト・オートモーティブ・モロッコ(JAMO)の新工場の建設に着手したと発表した。2020年から電動パワーステアリング(EPS)の量産を開始する。年産23万台の生産を目指す。


ジェイテクトはJAMOのほか、グループ会社の富士機工(本社:静岡県湖西市)のモロッコの生産拠点、Fuji Autotech Morocco(FAMO)の工場建設に向け、17日に建設予定地で鍬入れ式を実施した。

JAMOは昨年9月、モロッコ北部タンジェ州タンジェ・オートモーティブ・シティ内に設立。北アフリカ市場を中心とした新たな供給戦略拠点と位置づけ、EPSのナンバー1サプライヤーとして製品技術を高めるとともにグローバル生産対応力の一層の強化を進める。

2018/9/19

 

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