カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは2日、自動車エンジニアリング業務を手掛ける仏アルトラン(Altran)とモロッコに折半出資の合弁会社を設立すると発表した。自動車の新たな輸出ハブとして注目される同国で自動車エンジニアリングサービスを提供する。


合弁会社の社名はMG2で、モロッコの最大都市カサブランカに拠点を置く。完成車に関連したノウハウを持つマグナと、アルトランがモロッコ国内に構築するパートナー企業との関係性を生かす。両社から合計で約500人のエンジニアがMG2のスタッフとして派遣される。

モロッコ政府は、欧州向け自動車の低コストの生産基地として、2025年までに年間生産台数を100万台に引き上げることを目標にしている。

2018/10/3

 

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