日本精機(本社:新潟県長岡市)は7日、同社の連結子会社で、欧州で四輪車、二輪車用計器などの販売・設計開発を手掛けるオランダのニッポンセイキヨーロッパが、欧州ビジネスの拡大を図るため、ポーランド北部グダニスク市の設計開発事務所を、業務スペース拡充の目的で移転したと発表した。


今回の移転により設計開発者を増員する準備を整え、グダニスク事務所を中心とした設計能力、なかでもソフトウエア開発を拡充し、コスト競争力と開発体制の強化を図るとしている。

同社は欧州での設計開発は、ドイツ、英国、ポーランドの3カ国で行っている。技術面で複雑化してきている顧客要望に応え、現地での迅速な開発と製品化を実現することで、車載計器・HUD事業の拡大と顧客サービスの向上に取り組んでいく考え。

ニッポンセイキヨーロッパは2002年12月の設立で、従業員数は155人。

2018/11/8

 

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