ルネサス・エレクトロニクスは12日、電気自動車(EV)の国際レース「フォーミュラE」の2018/19年シーズンに向け、インドの自動車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)との技術提携を拡大すると発表した。


マヒンドラは昨年11月、ルネサスをマヒンドラ・レーシングのフォーミュラEチームのオフィシャル・テクノロジー・パートナーとして迎えると発表。フォーミュラEのレーシングカーと量販車のPoC(proof-of-concept:プロトタイプ実装に際しての機能検証工程)の開発を含め、幅広い項目で提携するとともに、インドなどの新興市場向けのEVやパワートレイン、先進運転支援システム(ADAS)などの開発・製造に向け、提携関係を拡大していくとしていた。

マヒンドラ・レーシングチームは現在、要件が厳しいパワートレインシステム向けに設計されたルネサスの車載用マイコン「RH850/E2x」と、ルネサスの車載用バッテリー管理ICを活用し、システムレベルの設計改良を行っている。

フォーミュラEのシーズン5は2018年12月15日にリヤドで開催される「ディルイーヤE―Prix」を初戦とし、2019年7月14日開催の「ニューヨークシティE―Prix」まで続く。

2018/11/13

 

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