住友倉庫は11月29日、タイ子会社のSumiso (Laem Chabang) が中部チョンブリ県レムチャバン地区で建設を進めていた2期倉庫が完成したと発表した。これによりレムチャバン地区の自社倉庫の延床面積は合計で約2万平方メートルとなり、アユタヤ地区を含めたタイ全体では約3万6000平方メートルに拡大した。


同社グループは現在、タイでは、アユタヤ地区と首都バンコク、レムチャバン地区、スワンナプーム国際空港に拠点を置き、物流業務全般を取り扱っている。このうちレムチャバン地区では、2016年10月に竣工した1期倉庫が稼働。タイ最大の貿易港を抱え、周辺に多くの工業団地が立地しており、今後も旺盛な物流需要が見込まれることなどから、今年2月、当初の計画通り2期倉庫の建設に着手していた。

新倉庫は今月15日に竣工し、すでに業務を開始。1期倉庫と同様、奥行15メートルの庇で雨天荷役に対応しているほか、倉庫内の柱間隔を広く取り、小型部品から長尺貨物まで多様なニーズに対応している。

2018/12/3

 

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