ドイツの自動車部品メーカーのグラマーはこのほど、インドのエンジニアリングサービス会社であるアライグロー・テクノロジーズ(AllyGrow Technologies)と合弁会社を設立すると発表した。同国西部のマハラシュトラ州プネ市で技術センターを開設する。
合弁会社の名称はアライグラム・システムズ&テクノロジーズで、120人を雇用する予定。今月中に営業を開始する。グラマーの主力製品である乗用車の内装部品と商用車向けの座席について研究開発(R&D)業務を担当する。
アライグロー・テクノロジーズはプネ市に本社を置き、自動車や航空機、重機関連のエンジニアリングサービスを提供する。米国やドイツ、英国、オランダ、オーストリアなどに拠点を展開しており、300人のエンジニアを雇用している。
グラマーは今年8月、中国の同業の寧波継峰汽車零部件(Ningbo Jifeng Auto Parts)の傘下に入っていた。
2018/12/13