ダイハツ工業が出資するマレーシアの国民車メーカーのプロドゥアは13日、2019年1月日付でザイナル・アビディン・アフマド氏(52)が社長兼CEO(最高経営責任者)に就任すると発表した。9年間にわたって現職を務めてきたアミナル・ラシド・サレー氏は12月31日付で退任する。


ザイナル氏は現在、プロドゥアの主力子会社であるプロドゥア・オートコーポレーションの副社長を務めている。1993年に設立されたプロドゥアとしては初の生え抜きのCEOとなる。

同氏は米国のパシフィック・ルーザラン大学で情報システム管理・会計学の学士号を取得した後、1995年にプロドゥアに入社。その後は主にコスト管理部門で勤務した経歴を持つ。

同社のアスマ・カマルディン会長は今回の人事について「プロドゥアの未来はダイハツと協調して業務を遂行できるかどうかにかかっている。ザイナル氏は、この任務に適した人物であることを証明した」と述べた。

2018/12/14

 

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