米環境保護局(EPA)はこのほど、トラックなどのディーゼルエンジンからの排ガス量を削減するためのプロジェクトを公募し、総額で4000万米ドルを補助すると発表した。EPAが審査したうえで、米国内で40~80件のプロジェクトに補助金を給付するとしている。
同補助金は2008年に始まったディーゼル排ガス削減プログラム(DERA)に基づいており、今回のコンペでは2019年3月6日までに申請する必要がある。大気汚染が深刻な地域で排ガス量を大きく削減できるプロジェクトに対して優先的に補助したい意向だ。対象となるエンジンはトラックだけでなく、鉄道や船舶なども含まれる。
EPAは昨年10月にもDERAに基づいてスクールバスのディーゼルエンジン更新を補助した。その際には900万米ドルを拠出したとしている。
2018/12/26