フォード・モーターは7日、2022年から第5世代移動通信方式(5G)技術を用いた自動車用の無線通信技術C―V2X(セルラーV2X)の搭載を開始すると発表した。同年以降に販売するすべての新車を対象にするとしている。


C―V2Xはモバイル用の通信ネットワークを利用したV2X(車車間・路車間)通信で、車両間や車両・インフラ間の通信を直接的に行うことが可能とされる。従来の無線通信技術のように通信塔などを介する必要がないため、より迅速に通信を行うことが可能となっている。

フォードはC―V2Xを標準装備化することで、交通渋滞の緩和や事故の予防につながると意義を強調。特に信号機のない全方向が一時停止の交差点でC―V2Xが効果を発揮すると指摘した。

2019/1/8

 

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