中国のステアリング関連部品メーカー、中国汽車系統股フェン公司(本社:湖北省武漢市、CAAS)はこのほど、韓国のヒョソン・エレクトリックとの合弁会社を設立したと発表した。電動パワーステアリングシステム(EPS)用モーターを生産するとしている。


新会社の名称は「Hyoseong(武漢)動力機電一体化系統有限公司(HMMS)」で、中国汽車系統が51%、ヒョソンが49%を出資する。中国汽車系統の本社工場内に新工場を建設する予定だ。

投資総額は5億5000万元(約87億円)で、このうち第1期分が1億9800万元(約31億円)としている。EPS用モーターの生産能力についてはフル稼働時で年間450万ユニットとなる見込み。

ヒョソンは1973年の設立で釜山に本社を置く。自動車向け小型モーターに強みを持ち、車載エアコンのブロワーモーターでは世界3位、EPS用モーターではアジア3位の生産量を誇るという。

2019/1/9

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する