塗料大手の米アクサルタ・コーティング・システムズはこのほど、2019年の同社のオートモーティブカラー・オブ・ザ・イヤーにゴールデン・ブロンズ色の「サハラ」をカスタマイズ色として選出した。サハラはあらゆるサイズの自動車、特に世界的に市場が拡大しているピックアップトラックとスポーツタイプ多目的車(SUV)に暖かさや高級感、力強さを与え、ツートンカラー(黒いルーフを含む)の主要色としても使用可能としている。


サハラは、ラディアント・レッド(15年)、ブリリアント・ブルー(16年)、ギャラント・グレー(17年)、スターライト(18年)に続くアクサルタの5番目のカラー・オブ・ザ・イヤー。世界の自動車メーカー向けに開発された「ChromaDyne」塗装色シリーズの一つで、アクサルタの「自動車人気色調査報告書」で強調された、暖色系への世界的傾向からヒントを得て開発された。イエロー/ゴールドの車はインドと中国で最も人気があり、ブラウン/ベージュの車は世界のどの地域よりも北米で増加している。

アクサルタのグローバル・カラー・マーケティング・マネジャーのナンシー・ロックハート氏は「カーデザイナーはツートンカラーやアクセント・ルーフ、ストライプの使用傾向にあると当社はみている」と指摘。サハラは主要色として使用できると説明した。

2019/1/18

 

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