現代自動車グループの自動車部品メーカー、現代モービスは21日、海外の自動車メーカーからの2018年の主要部品の受注額が前年比で40%以上増加し、過去最高の17億米ドルに達したと発表した。受注量も過去最高を記録した。


同社の海外メーカーからの受注額は、15年が5億米ドル、16年が10億米ドル、17年が12億米ドルと急速に増加している。

18年は北米や欧州、中国などの海外の電気自動車(EV)メーカーからの受注が伸びたと説明。次世代車のための先進的な自動車部品の受注額が10億米ドル弱となり、海外からの受注額の60%を占めたとしている。同社は16年に海外のEVメーカーから初受注したが、受注額は1500万米ドルと18年実績の60分の1だった。

■北米企業からレーダー受注
同社はまた、北米企業に「次世代のラテラル(側面)レーダー(79GHz)」を供給する契約を結んだとしている。企業名は公表していない。自動運転車(自動走行車)のセンサーとして利用されると説明している。

2019/1/23

 

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