中国系の自動車部品大手である米ネクステア・オートモーティブ(Nexteer Automotive)は29日、インド南部タミルナド州チェンナイで新工場を開所したと発表した。同社にとって南部カルナタカ州ベンガルール(旧バンガロール)、西部マハラシュトラ州プネに続くインド国内3番目の工場で、世界で26番目の工場となった。電動パワーステアリング(EPS)とドライブライン製品を生産し、国内向けに供給する。


新工場の面積は8336平方メートル。2019年末までに150人の雇用を創出する見込み。

ネクステアは電動式・油圧式パワーステアリングシステムのほか、ステアリングコラム、ドライブラインシステム、先進運転支援システム(ADAS)、自動運転技術を自動車メーカーに提供。工場26カ所のほか、3つの技術センター、14の顧客サービスセンターを展開し、顧客にはフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)、フォード、ゼネラル・モーターズ(GM)、PSAグループ、トヨタ自動車、フォルクスワーゲン(VW)が含まれる。

2019/1/31

 

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