日本通運は28日、現地法人の米国日本通運がケンタッキー州レキシントンに営業所を開設し、今月15日に営業を開始したと発表した。航空・海運輸出入フォワーディング業務と国内トラック輸送業務、クロスボーダートラック・鉄道輸送業務(米国―メキシコ、米国―カナダ間)、倉庫業務、引越業務を手掛ける。


レキシントンには、トヨタ自動車が工場を置いており、自動車関連のサプライヤーも数多く集積している。米国日通のレキシントン営業所は、中西部を南北につなぐ幹線道路に近接。主要鉄道ターミナルであるルイビル駅とシンシナティ駅、シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港からそれぞれ車で約1時間の距離にあり、物流拠点として好適な立地条件という。

米国日通は同地域に営業所を開設することにより、自動車産業を主なターゲットとし、物流網の構築とともに、顧客に最適な輸送サービスを提供するとしている。

2019/3/29

 

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