中国の自動車向けベアリングメーカーの襄陽汽車軸承(本社:湖北省襄陽市)がこのほど発表した2018年12月期決算は、売上高が前年比2.1%減の14億9000万元(約249億円)、純損益は5970万元(約9億9600万円)の赤字だった。17年は1157万元(約1億9000万円)の黒字だった。


昨年の新車販売が低迷し、特に中・大型商用車と中国自主ブランドの乗用車の売れ行きが落ち込んだことが減収につながった。原材料の鋼材や部品の価格上昇、新工場完成に伴う移転費用などコストが拡大したことに加え、業界の競争激化で粗利益率が低下したことで、赤字に転落した。

2019/4/19

 

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