独フォルクスワーゲン(VW)傘下のチェコの自動車メーカーであるシュコダは23日、電気自動車(EV)やプラグイン・ハイブリッド車(PHV)をラインアップするサブブランドの「iV」を立ち上げると発表した。同日にEVとPHVを1モデルずつ披露している。


iVシリーズの2モデルはシュコダとしても初の電動車となる。EVのモデル名は「CITIGOe iV」で、36.8キロワット時の電池を搭載。航続距離は265キロメートルで、最高速度は130キロとなっている。今年の下半期中に量産を開始する予定だ。

PHVのモデル名は「SUPERB iV」で、排気量1400ccのガソリンエンジンとモーターを組み合わせており、EVモードだけの航続距離は55キロ。ガソリンを満タンにすると航続距離は最長で850キロに達するとしている。システム最高出力は218馬力。チェコ北部のクヴァシニ工場で年内に生産を開始するものの、発売は2020年に入ってからになるとしている。

2019/5/27

 

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