ドイツの自動車部品メーカー、ゲルハルディ(Gerhardi)は10日、米アラバマ州モンゴメリーに開設した工場を開所した。同社にとって米国内で初の工場となる。投資額は4160万米ドルで、最大235人を雇用する。同州政府が明らかにした。同社は2016年に米工場の開設計画を発表していた。


ゲルハルディは1796年の創業で、もともとは真鍮(しんちゅう)製と銅製のバックルを製造。1952年までに自動車部品の製造に事業の主軸を移し、現在では内外装プラスチック部品の開発と製造を手掛けている。主な製品はラジエーターグリル、ハンドル、クロムトリムなど。ドイツ国内に4工場を保有し、約1400人を雇用。年間売上高は約2億米ドルに上る。

2019/7/11

 

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