自動運転(自動走行)技術を開発するベンチャー企業のZMP(本社:東京都文京区)は25日、中国と韓国、ベトナムに新会社を設立すると発表した。同社は今後、事業をグローバルに展開していく方針。


中国では国立研究所の主任教授などを務め、自動運転技術などの研究開発に従事するJie Chen氏と合弁会社を設立することで合意。韓国ではロボット事業を行っているTロボティクス(T-ROBOTICS)と合弁会社ANROを設立した。ベトナムにはZMPベトナムを設立した。

中国ではまず、ZMPの物流支援ロボット「CarriRo」の販売と保守から事業を開始。さらに宅配ロボット「CarriRo Deli」、自動運転バスなどを展開し、将来的には合弁会社での新商品やサービスの開発も検討する。

韓国でもCarriRoの販売と保守から事業を開始。宅配ロボットCarriRo DeliをはじめとするZMPの商品・サービスを展開する。将来的にはTロボティクスとZMPの新商品の共同開発も検討する。

ZMPベトナムはZMPのエンジニアリング機能の一端を担い、今後のZMPのグローバルでの事業拡大に向けて重要な役割を担うという。

2019/7/26

 

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