中国の浙江吉利控股集団(吉利集団)が49.9%出資するマレーシアの国民車メーカー、プロトンは4月29日、中国の杭州湾岸地区で研究開発(R&D)センターを開設したと発表した。特にビッグデータや人工知能(AI)、デジタルトランスフォーメーション(DX)などの分野で吉利集団側のカウンターパートと緊密に連携する。

同センターの正式名称はProton R&D Centre(CHina)で、吉利集団のR&D拠点であるGeely Automobile Research Institute(GRI)内部に所在する。プロトンは同センターに50人の従業員を配置する予定としている。

同センターはまた、吉利側との共同研究開発プロジェクトの窓口となるほか、中国やマレーシアのサプライヤーとのリエゾン(連絡調整)機能も果たすことになるとしている。

2024/5/1

 

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