横浜ゴムは1日、中国で乗用車用タイヤの新工場を建設すると発表した。投資額は19億6000万元(約435億円)で、2026年第2四半期(4~6月)からの生産開始を予定。年産能力は900万本でスタートし、将来的な拡大も想定している。


新工場建設は中国現地政府の都市再開発を目的とした移転要請に応じたもので、現地のタイヤ生産子会社である杭州優科豪馬輪胎の既存工場を移転し、同じ杭州市銭塘新区内に新工場を建設する。年産能力は既存工場の年産600万本から5割増強する。

今回の新工場建設は浙江省・杭州市・銭塘新区政府が関わる重要な外資投資プロジェクトとなるため、同社は6月、100%出資で新たに杭州銭塘優科豪馬輪胎を設立した。

2024/07/02

 

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