トヨタ自動車の北米事業体であるトヨタ・モーター・ノース・アメリカ(TMNA)は16日、カリフォルニア州の部品製造子会社であるTABCの工場に2700万米ドルを投資すると発表した。


同工場では初となるコイル供給式レーザーブランキング加工ラインを敷設する。同ラインは鋼材とアルミニウム材の両方の打ち抜き加工を行うことが可能で、TABCのブランキング加工能力は年間560万点に引き上げられる。

■墨2工場に納入

同ラインで生産される部品はピックアップトラック「タコマ」で採用されており、メキシコのバハカリフォルニア工場とグアナファト工場に納入されるという。

TABCの工場は1972年の開所で北米ではトヨタにとって最も古い生産拠点となる。現在の従業員数は350人で、今回の投資によって期間従業員のうち25人を正社員に昇格させることが可能になったとしている。

2022/3/18

 

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