ブラジル自動車工業会(ANFAVEA)が発表した2022年の同国の自動車生産台数(乗用車、小型商用車、トラック、バス)は前年比5.4%増の236万9659台と2年連続で増加した、12月単月の生産は前年同月比9.2%減の19万1457台と8カ月ぶりに減少に転じた。
■LCVが減少
22年の生産の内訳は、乗用車が6.8%増の182万3674台と増加を続け、小型商用車(LCV)が2.8%減の35万2505台と減少に転じた。トラックは1.9%増の16万1816台、バスは67.7%増の3万1664台だった。
■国内新車販売は2年ぶり減少
22年のブラジル国内の新車登録台数は0.7%減の210万4461台と2年ぶりに減少した。12月単月は4.8%増の21万6923台と6カ月連続で増加した。
22年の新車登録台数の内訳は、乗用車が1.2%増の157万6666台と増加に転じた。LCVは8.3%減の38万3796台、トラックは1.6%減の12万6642台とそれぞれ減少に転じた。バスは23.4%増の1万7357台と増加を続けた。
■自動車輸出は2年連続で増加
22年の完成車の輸出台数は27.8%増の48万947台と2年連続で増加した。12年単月は24.9%減の3万1242台と13カ月ぶりに減少した。
22年の輸出の内訳は、乗用車が29.6%増の38万6176台、LCVが24.6%増の6万4103台、トラックが12.1%増の2万5455台、バスが23.1%増の5213台だった。
2023/1/12