工作機械大手のヤマザキマザック(本社:愛知県大口町)は19日、インド西部マハラシュトラ州プネに新工場を建設すると発表した。2023年3月から稼働を開始する。


■マシニングセンターを月間40台生産

新工場の名称はYAMAZAKI MAZAK MACHINE TOOLSで、敷地面積は約8万8000平方メートル、延床面積は約2万3000平方メートルで、従業員数は約70人。日本で開発、設計したインド国内市場向けの新型の立形マシニングセンター「VC-Ez」シリーズを生産する。月産40台からスタートし、今後段階的に生産量を引き上げていく予定。

ヤマザキマザックは1998年にインドに営業拠点を開設し、全土で6カ所のサポート拠点を構えている。自動車をはじめ、半導体などの市場拡大に伴い、今後も工作機械の需要拡大が見込まれていることから、インドに工場を新設し、現地のニーズに合った製品を迅速に提供できる体制を構築する。

2023/01/20

 

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