欧米ステランティスは22日、ドイツ中部テューリンゲン州のアイゼナハ工場に1億3000万ユーロ(約185億円)を投資すると発表した。電気自動車(EV)の生産準備を進めるとしている。


同工場では現在、コンパクト車のスポーツタイプ多目的車(SUV)であるオペル「グランドランド」のガソリンエンジン車とプラグイン・ハイブリッド車(PHV)を生産しており、ステランティスは同モデルの後継となるEVの生産を計画している。

■STLAミディアム車台で生産

新型EVの生産は2024年の下半期(7~12月)中に開始する予定で、「STLAミディアム」と呼ばれるプラットフォーム(車台)を使用する方針だ。オペルは2028年までにラインアップを電動化することを目指しており、今回の投資もそのための措置とされる。

2023/03/23

 

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