ソフトバンクグループが出資するインドの配車サービス大手オラ(Ola)は21日、傘下の電動車メーカーのオラ・エレクトリック(Ola Electric)が電池の超高速充電(XFC)技術を持つイスラエルの新興企業ストアドット(StoreDot)に出資したと発表した。出資額については公表していない。オラ・エレクトリックは昨年3月にもストアドットに対して出資を行っている。


オラ・エレクトリックは先端電池セル化学・製造分野の中核的な研究開発(R&D)の強化を模索しており、今回の出資は同社のグローバルな戦略的出資計画の第1弾となる。

■5分で充電完了

今回の出資の一環として、オラ・エレクトリックは電池の充電をわずか5分間で完了するストアドットのXFC技術にアクセスできるようになる予定。オラ・エレクトリックはまた、インドでストアドットの急速充電技術を組み込んだ電池を製造する独占的な権利も持つことになる。

2023/03/24

 

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