欧米ステランティスはこのほど、韓国の電池大手であるサムスンSDIと米インディアナ州ココモで電気自動車(EV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHV)向けの電池セルと電池モジュールを製造する合弁工場を起工したと発表した。2025年の第1四半期(1~3月)中の稼動開始を目指している。


当初の投資額は25億米ドルで、年産能力は23ギガワット時(GWh)。数年後に33GWhまで引き上げる方針だ。投資額も将来的には31億米ドルまで増えるとみている。新規雇用創出は1400人となっている。

両社は昨年5月にココモでの新工場建設計画を発表。その際にはサムスンSDIが同工場で「PRiMX」ブランドの電池セルを製造するとしていた。PRiMXは「Prime Battery for Maximum Experience」を意味する造語とされる。

2023/03/27

 

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