インドの大手財閥タタ・グループ傘下の設計・技術サービス会社、タタ・エレクシー(TATA Elxsi)は28日、アルプスアルパインと車載ソフトウエアの成長領域の開発に関する戦略的長期契約を結び、インド南部ケララ州ティルバナンタプラム(ティルバナンタプラム)でグローバルエンジニアリングセンター(GEC)を開設すると発表した。


GECの設計・エンジニアリングチームは、コネクテッド・インフォテインメント、ボディ・エレクトロニクス、センシングと通信技術、AUTOSAR、プラットフォーム開発、サイバーセキュリティーなどの次世代デジタル技術の開発に注力。アルプスアルパインの未来のモビリティへのビジョン実現を支援するため、ソフトウエア主導のイノベーションとエンジニアリングに重点的に取り組むという。

アルプスアルパインの最高技術責任者(CTO)である泉英男氏は「タタ・エレクシーとのGECは、アルプスアルパインの成長戦略にとって重要な役割を果たす」と説明。「総合的な設計と技術サービスを提供するタタ・エレクシーは、車載ソフトウエアの成長領域の開発を加速するRight(最適な)、Unique(独自性)、Green(環境に優しい)ソリューションの開発のため選ばれたパートナーだ」と述べている。

2023/03/29

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する