米オハイオ州政府は11日、スイスの自動車部品メーカーであるSFSグループが同州シャロン(Sharon)にある既存工場を拡張すると発表した。乗用車のブレーキシステム向けの部品のほかファスナーやリベットなどの生産能力を増強する。


投資額は3293万米ドルで、新規雇用創出は45人。145人の雇用維持にもつながるとした。北米の顧客からの需要拡大に対処するために今回の投資を決定したとしている。

SFSはスイス北東部のへールブルク(Heerbrugg)に本社を置く。2022年の売上高は27億4600万スイスフラン(約4140億円)で、従業員数は1万3500人に上る。自動車関連ではブレーキ関連のほかに横滑り防止装置(ESC)やエアバッグ、シートベルト、燃料噴射システムなど幅広い製品をラインアップしている。

2023/05/12

 

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