独BMWグループは26日、チェコ西部ソコロフ(Sokolov)に開設したテスト施設「フューチャー・モビリティ・ディベロップメント・センター(FMDC)」を正式に開所したと発表した。同社にとって中欧では初のテスト施設。特定の区域などの条件付きでドライバーが関与せず走行可能な「レベル4」までの自動運転と自動駐車に関するテスト専用に設計されたサイトを含んでいる。


FMDCの敷地面積は600万平方メートルで、開設には3億ユーロ(約467億円)を投じた。同センターの稼働により、100人の新規雇用が創出されるという。FMDCとその充電インフラには、100%再生可能エネルギー源からのグリーン電力が供給されている。

■欧州4カ所目のテスト施設

BMWは独ミュンヘン近郊アシュハイム、仏南部ミラマ(Miramas)、スウェーデン北部アリエプローグ(Arjeplog)にもテスト施設を保有している。

2023/07/28

 

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