ドイツの自動車部品大手マーレ(MAHLE)は9日、ドイツ国内の事業所で勤務する1万500人の従業員の雇用を2025年末まで保障することで労働組合側と合意したと発表した。


自動車の電動化などによる部品需要の変化などもあり、生産体制の再編も必要になることから、今後は労組側と定期的に協議することでも合意。「マーレ・トランスフォーメーション・ダイアローグ」に労組や労働評議会の代表者も加わることになった。今回の合意の有効期間は2023年8月1日から2025年12月31日までとなっている。

同社は2020年9月に世界全体で従業員数を7600人削減すると発表。7600人のうち欧州では3700人の削減を行うとし、この3700人のうちドイツ国内で2000人の削減を行うとしていた。

2023/08/15

 

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