カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは4日、韓国のLG電子との合弁会社であるLGマグナe―パワートレインがハンガリーで電気自動車(EV)部品を製造する新工場を建設すると発表した。2025年中に完工させ、2026年中に操業を開始させる予定だ。LGマグナにとって欧州で発の生産拠点となる。


ハンガリー北東部のボルショド・アバウーイ・ゼムプレーン県ミシュコルツ(Mickolc)市内で建設する。床面積は28万4000平方フィート(約2万6400平方メートル)で、新規雇用創出は200人と見込んでいる。

■まずはモーターを生産、インバーターなども予定

新工場ではまずモーターの生産から開始し、将来的にはインバーターやオンボード・チャージャーなどの生産も計画している。

LG電子とマグナは2020年12月、EVのパワートレイン事業に主軸を置いた合弁会社の設立計画を発表。出資比率はLG電子が51%、マグナが49%。合弁会社の本社は韓国の首都ソウルに隣接する仁川広域市に置いている。

2023/09/05

 

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