ロームは13日、マレーシアの製造子会社ローム・ワコー・エレクトロニクス・マレーシア(RWEM)が建設を進めていた新棟が完成し、竣工式を行ったと発表した。2024年10月の稼働開始を予定。需要が拡大する絶縁ゲートドライバーICを中心にアナログICの生産能力を強化する。

絶縁ゲートドライバーはIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)やSiC(シリコン・カーバイド)といったパワー半導体を最適に駆動させるためのICで、電気自動車(EV)や産業機器の省エネ、小型化を実現するうえで重要な役割を果たす。

2023/10/16

 

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