独フォルクスワーゲン(VW)グループの商用車事業子会社トレイトン傘下の米商用車大手ナビスターは18日、米アラバマ州ハンツビル工場で進めてきた拡張工事が完了したと発表した。同社として最後に開発したことになる内燃パワートレインの生産を開始したとしている。


今回の拡張により面積は11万平方フィート(約1万220平方メートル)拡大し、41万平方フィート(約3万8090平方メートル)に達した。従業員数は100人増の230人超としている。

同工場で生産を開始した新型パワートレインの名称は「S13インテグレーテッド・パワートレイン」で、トレイトンと共同で開発した。同パワートレインは化石燃料を使用する排気量1万3000ccの「S13エンジン」と「T14トランスミッション」、排ガス再循環(EGR)を不要とするデュアルステージ後処理システムを組み合わせたとされる。

2023/10/20

 

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