半導体メーカー大手の米オンセミ(onsemi)はこのほど、同社の「Hyperlux」イメージセンサー・ファミリーがルネサスエレクトロニクスの「R-Car V4x」プラットフォームに搭載されたと発表した。これにより自動運転車のビジョンシステムを強化し、安全性を向上させることができるとしている。


Hyperluxは2.1μmピクセルサイズで、業界をリードする150dBの超ハイダイナミックレンジ(HDR)、車載用全温度範囲でのLEDフリッカー軽減(LFM)など、車載アプリケーションで必要とされる重要な要素を備えている。

オンセミのHyperluxとルネサスのR-Car V4xを組み合わせることで、自動車メーカーやティア1サプライヤーはADASや一定の条件下でドライバーに代わってシステムが運転を担う「レベル3」までの自動運転システムの車載アプリケーションに対応する最新の車載コンピューティングを装備することが可能という。

Hyperluxの詳細についてはオンセミのウェブサイト( https://www.onsemi.jp/solutions/technology/hyperlux )で閲覧できる。

2023/10/24

 

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