米ジョージア州のケンプ知事は23日、韓国の自動車部品メーカーで座席骨格などの生産を手掛けるDSCの米国法人であるDaechang Seat Corp. USAが同州チャタム郡サバンナ市で新工場を建設すると発表した。現代自動車向けに座席骨格(シートフレーム)を製造する。


新工場は同市内の工業団地であるサバンナ・チャタム・マニュファクチャリングセンター内に建設される。投資額は7250万米ドルで、新規雇用創出は500人超とされる。製品の多くは現代自動車グループが米ジョージア州ブライアン郡に建設中のEV複合工場、現代自動車グループ・メタプラント・アメリカ(HMGMA)に納入される見通しだ。生産能力や操業開始の時期については言及されていない。

DSCは1979年に慶尚北道慶州市で設立され、現在は京畿道華城市に本社を置いている。7カ国に生産拠点を展開しており、従業員数は5000人超に上る。同社のウェブサイトによると、2022年の売上高は1兆3693億ウォン(約1526億円)だった。

2023/10/25

 

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