ブラザー工業は18日、中国子会社の兄弟機械商業(上海)が江蘇省南京市に中国国内では5カ所目となる工作機械のショールームを併設するテクノロジーセンターを新設したと発表した。今後は工作機械の展示に加え、各種セミナーの開催、顧客へのサービスサポート活動などを行う拠点として活用していくという。


テクノロジーセンターの延べ床面積は約746平方メートルで、ショールーム部分は350平方メートル。

ブラザーはテクノロジーセンターを国内に5カ所、海外に10カ所置いている。南京市では2019年に営業拠点を設置。その後の沿海部から内陸部への自動車関連を中心とした産業の広がりと、それに伴う工作機械需要の増加に対応するため、営業拠点に代わり、ショールームを備えたテクノロジーセンターを新設することを決めたという。

同社の中国国内のテクノロジーセンターは、上海市、広東省東莞市、重慶市、浙江省寧波市に続き、5カ所目。

2024/01/19

 

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