インドの商用車大手アショック・レイランドは20日、首都ニューデリー近郊の同国北部ウッタルプラデシュ州ラクナウ(Lucknow)で電気自動車(EV)のバスを製造するための新工場を起工した。同社としてインド国内で7カ所目の生産拠点となる。


開所時の年産能力は年間2500台で、将来的には2倍の5000台まで引き上げる予定。敷地面積は70エーカー(約28万3300平方メートル)とされる。新工場では主にEVバスを生産するが、化石燃料を使用する内燃エンジン搭載のバスや代替燃料を動力とするバスの組立生産も可能という。

■英子会社のスイッチ・モビリティーが運営か

同社は昨年9月にラクナウ工場の建設計画を発表。その際には投資額は100億ルピー(約181億円)で、アショックの英国子会社でEVバスを手掛けるスイッチ・モビリティー(Switch Mobility)が同工場を運営するとしていた。

2024/2/21

 

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