韓国のカーエアコンシステムメーカー大手ハノン・システムズ(Hanon Systems、旧ハラ・ビステオン・クライメート・コントロール)は2月28日、ポルトガル南西部のセトゥーバル県パルメラ(Palmela)市にある既存工場内でエンジニアリングセンターを開設したと発表した。


同センターは2階建てで、床面積は2488平方メートル。インバーター用のソフトウエア開発、ブラケットやコンプレッサーの設計、環境への影響や耐久性など各種性能の試験といった機能を担うほか、試作品の製作を行うためのスペースなども備える。約100人の従業員を配置しており、将来的な拡張も想定している。

既存工場は1998年の開所で主な製品はヒートポンプ用の電動スクロールコンプレッサーとされる。

2024/03/01

 

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