ホンダは8日、西アフリカのガーナの四輪車生産現地法人、ホンダマニュファクチュアリングガーナ(HMG)が現地時間の7日に南部テマ(Tema)にある工場で生産開始の記念式典を開催したと発表した。

■小型SUV「HR―V」を生産

HMGはホンダのアフリカの四輪車生産工場としてはナイジェリアに続く2拠点目で、昨年12月に小型SUV(スポーツタイプ多目的車)「HR―V」の生産を開始した。現在の年間生産能力は500台。

ホンダは西アフリカを成長市場と位置付けており、ナイジェリア、ガーナ、ベナン、コートジボワールの4カ国で四輪車事業を展開。ガーナでは1997年からディストリビューターを通じて四輪車の販売を行い、19年には現地事務所を設立していた。

ホンダの欧州・アフリカ中東統括部長の奥田克久氏は「人口が拡大するガーナで『自由で楽しい移動の喜び』『生活が変わる・豊かになる喜び』を一人でも多くのお客様に提供することで、西アフリカでの事業成長へつなげていく」と述べている。

2024/3/11

 

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